神奈川県横浜市で給湯配管の引き直しを行いました

2019/06/29 ブログ

神奈川県横浜市で、給湯配管の引き直しを行いました。

 

横浜市港南区の戸建て住宅で、給湯器から各蛇口までの給湯配管で漏水がありました。

 

ただ、被覆銅管だったので、漏水箇所は不明でした。

 

【被覆銅管とは?】

 

【漏水箇所が給湯配管と特定できた理由】

 

【給湯配管は銅管配管の事が多い】

 

【給湯配管の引き直し方法】

 

豆知識「耐熱性塩ビ管HTVP」ってなに?

 

豆知識「水栓ソケット」ってなに?

 

豆知識「ピンホール」ってなに? お湯

 

豆知識「テックタッチ」ってなに?

 

●神奈川水道(水道局指定工事店)~弊社について~

【被覆銅管とは?】

 

被覆銅管とは銅管の上に、被覆があるので、漏れている箇所から湯がつたって別の箇所で漏れるので、被覆を全て剥かないと漏水箇所が特定できません。

 

ただ、壁の中や床下のような作業スペースがない場所の被覆は剥けないので実質、漏水箇所が特定できない事が多いです。

【漏水箇所が給湯配管と特定できた理由】

 

給湯配管と分かった理由は、水道メーターが常に回っている状態だったからです。家中の水栓を閉めても止まらずに回っていました。

 

そして、給湯器のバルブを閉めると水道メーターのコマが止まったので、給水配管では無く、給湯配管の漏水と判明しました。

【給湯配管は銅管配管の事が多い】

 

給湯配管は銅管を使っているケースが多いので、年数が経つと経年劣化で腐食します。腐食した所にピンホールが出きて漏水を引き起こす可能性があります。

 

そこで耐熱性硬質塩ビ管(HTVP)か架橋ポリエチレン管で補修もしくはすべてを引き直し致します。

 

漏水箇所が分かっていて作業スペースがある場合は銅管をテクタッチで接続するか溶接して補修することは可能です。

 

現場で作業方法は判断致します。

【給湯配管の引き直し方法】

 

給湯配管を新たに引き直す場合は、給湯器から各蛇口まで引き直します。

 

給湯器は湯の管がオスネジになっているので、そのオスネジにHTVP(耐熱性塩ビ管)の水栓ソケットを接続するか、あるいはオスネジからフレキに繋がっているので、フレキの先からHTVP(耐熱性塩ビ管)のバルブソケットに接続します。(少しややこしいですね;)

 

そうして、各蛇口の湯が出る箇所まで外壁に配管を這わせて持っていきます。

 

壁にはバンドで固定します。

 

そして、蛇口の湯が出る箇所にホルソーで穴を開けて配管を通します。

 

座付き水栓ソケットで壁に固定して、座付き水栓ソケットに蛇口のオスネジを時計回りにねじ込んで蛇口を設置します。

 

お湯が出る箇所は浴室、洗面、台所がスタンダードなので、これらの箇所に配管します。

豆知識「耐熱性塩ビ管HTVP」ってなに?

 

正式名称「耐衝撃性硬質ポリ塩化ビニル管」と呼ばれる給水配管に使用される材料です。

 

その名の通り、耐熱温度に対する弱点を克服(最高使用温度90℃)しており、給湯配管にも使用される唯一の塩ビ管です。(ベストパーツより引用)


色は赤茶色です。

 

 

豆知識【図で見る水回りの基礎構造】ってなに?

 

一般的に「蛇口」や「水道」と呼ばれているものは、正式には水栓(水栓金具)といいます。水栓金具には単水栓と混合栓があり、それぞれに取付けの位置から「壁付けタイプ」と「台付けタイプ」に分類されます。

 

・壁付けタイプと台付けタイプの違い

水栓金具や部品には規格があり、『呼び径』という配管用パイプの内径を基準に呼称されています。家庭用のほとんどが『呼び13』というサイズです。

 

・単水栓の構造

コマのパッキンが劣化すると、パイプの先からや、ハンドルの締めすぎによる弁座部分の損傷で水漏れの原因にもなります。また、水漏れの箇所により、パッキンの種類は異なります。 

本体の中は2つの部屋からできていて、その間に穴(弁座)があります。ハンドルを締めている時は、コマのパッキンが弁座に押しつけられている状態で穴をふさいでいます。反対に、ハンドルをゆるめるとスピンドルが上がり、コマが水圧によって押し上げられその隙間から水が出るというしくみになっています。ツーバルブ(ハンドル)の混合栓も基本的にほぼ同じ構造です。

 

・単水栓の種類

水栓には場所や用途、形状や機能によって、さまざまな種類があります。興味のある方は是非読んでみて下さい。(引用:カク鯛

豆知識「水栓ソケット」ってなに?

 

塩ビ配管に水栓を付ける時に使用する、メスネジで出来たソケットです。まっすぐなソケットと、L型のソケットがあります。

蛇口を取り付けるので、シールテープを巻くだけです。

 

ヘルメシールを使うと、今度は外す時にガッチリとくっつき過ぎているので、配管も一緒に付いてきそうになります。

そうすると、それも水漏れの原因となるので、適宜ヘルメシールは使用します。

 

 

豆知識「シールテープ」ってなに?

ねじに巻き付けるパッキンの役割を果たすものです。引っ張りながら、ねじ山にめり込んで吸い付かせるようにしっかりと巻き付ける必要があります。専門的な材料ですが、ホームセンターにも売っています。

 

水道配管には、シールテープの他に「ヘルメシール」という糊のような者も使用して、しっかりと取り付けますが、蛇口のような、故障したら交換する可能性のある物には使用しません。

 

 

豆知識「ヘルメシール」ってなに?

 

ヘルメシールというのは、シールテープを巻いた上から塗る、粘度の高い糊のようなもので、乾くとシールテープと一体化して水漏れを防ぎます。

 

こちらもホームセンターでも売っていますが、小分けになっていないので、個人として購入すると無駄が多く出てしまいます。すぐ固まってしまうので、長期保存には向きません。
 

豆知識「ピンホール」ってなに? お湯

 

銅管の配管は、基本的に継ぎ手に熱を加えて「ロウ付け」と呼ばれる溶接のような作業で行われます。熱で溶けた材料が継ぎ手と銅管の間に入り込み、糊付けしたように一体化するのです。

 

その「ロウ付け」した継ぎ手は、パイプと違って劣化が早く、中を通るお湯の影響もあり、少しずつロウ付けが破れてきます。

 

そして、最終的に小さな穴が開いて、そこから水漏れを起こすのです。

 

また、銅管内の腐食(錆)が原因で銅管の肉厚が薄くなり、水圧により穴が開く場合もあります。

 

その穴の事を「ピンホール」と言います。

 

給水配管(銅管)の銅管にも同じようにピンホールができる場合があります。

豆知識「テックタッチ」ってなに?

 

テクタッチは、銅配管施工作業を改革します。

 

火気を使用せず差し込むだけで施工できる給水・給湯用銅管継手。

 

はんだ付けやかしめ方式など専用工具を用いた作業が省けるので大幅なコストダウンが可能です。

 

■特長

 

・“カチッ”と当たるまで差し込むだけで接続できます。

 

・ 施工時間が短縮できます。

 

・ 工具不要なので狭い所でも施工できます。

 

・ 施工時の角度調整が容易です。

 

・ 火も電気も不要です。

 

・ 接続銅管の質別は問いません。(ガス配管へは使用不可)

東洋フィッティング株式会社ホームページより)

給水管と給湯管

いずれも衛生配管と呼ばれる給水管と給湯管ですが、大まかな違いとして管の中を通すのが水かお湯なのかといった点です。

熱を保たない水を通している管が給水管となり、熱を持った水つまりお湯を通しているのが給湯管になります。

通す水が熱を持っているかどうかで通す管の名前がことなっているだけでなく、管に使わている素材自体も異なっています。

金属の給湯管

今回のご依頼で使われていた被覆銅管のように、金属の給湯管には基本的に「銅管」が使われていることが多いです。

銅は鉄や樹脂よりも熱に対する特性が高い特徴を持っており、熱を持った水を運ぶための給湯管には最適な素材です。

ただし、接続にハンダ付けが必要だったり、腐食でできた穴による漏水などのデメリットも持っています。

樹脂の給湯管

通常の樹脂だと熱への耐性がありませんが、熱への耐性を大幅に高めた樹脂の管となる「HT管」が樹脂の給湯管に使われることがあります。

塩ビ樹脂に耐熱樹脂を混ぜることで熱変化温度を上げて、高温のお湯にも耐えることのできる管を実現させています。

VP管・HI管といった他の樹脂管と比較すると紫外線に弱く、直射日光が当たるような場所にあるHT管はもろくなってしまって危ないです。

金属の給水管

金属の給水管としては鉛管・鉄管・金属管・ステンレス鋼管といったものがあります。

鉛管や鉄管は昔使われていた管ですが、錆などの問題で殆は別の素材のものに取り替えられています。

金属管やステンレス鋼管は錆などに強いのですが値段が高いため、衛生面重視な工場などで使われていることが多いです。

樹脂の給水管

錆びにくく安価で普及したのが樹脂の給水管となるVP管やHIVP管です。

加工もしやすいVP管ですが耐震性能が低く、その弱点を補って衝撃に対する耐性が高くなったのがHIVP管です。

ただし、VP管・HIVP管共に温度の変化には弱く、凍結や高熱などで管そのもが割れてしまうなどのデメリットがあります。

現在は給水管・給湯管共にポリ管が主流

腐食耐性や耐震性だけでなく急な温度変化にも対応ができる「ポリ管」が、給水管・給湯管共に主流となっています。

ポリ管は耐性があるだけでなく取り外し・取り付けが簡単なため、新築だけでなく古い建物でもポリ管への交換がされていたりします。

これまでの管の中でもポリ管は性能が高く接続も手ではめ込むだけであるため、まだポリ管ではない管を使っているならおすすめしたいぐらいですね。

架橋ポリエチレン管とポリブデン管

ポリ管には「架橋ポリエチレン管」と「ポリブデン管」の二種類が存在しており、温度変化に強いなど大まかな性能に違いはないです。

違いとしては価格・色・硬さ・低温耐性といった4つがあり、特に重要なのは低温耐性の違いですね。

色の白い架橋ポリエチレン管は硬くて値段が高いため-70度まで耐えれるのに対して、黄色いポリブデン管は安くて柔らかく-18度までしか耐えれないです。

架橋ポリエチレン管のほうが低温に対する耐性が高いですが、海外でも-18度を下回るような地域は少ないので、よほどの理由がない限りは安いポリブデン管のほうがおすすめです。

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