神奈川県横須賀市で給湯器の水漏れを修理しました

2020/07/21 ブログ
給湯器

神奈川県横須賀市で給湯器の水漏れを修理しました。

 

横須賀市の戸建て住宅で、ご連絡のあった給湯器付近を調べてみると、給湯器に接続されている給湯配管から水漏れがありました。

 

漏れている箇所を確認しようとしたところ、保温材とキャンバステープが巻かれていてはっきりとした漏水箇所が分からなかったので、カッターで保温材とキャンバステープを切って、確認させて頂きました。

 

保温材を外すと、銅管部分にピンホールがあいていて、勢いよく水がピューっと出てきました。

 

本来、銅管の経年劣化によるピンホールは、配管の他の場所にもピンホールの原因が潜んでいることがあるので、配管を全て引き直した方が良いとご説明しました。

 

ピンホールが空くほど経年劣化している銅管は一部補修しても、また別の所でいつ水漏れが発生するとも限らないからです。

 

ただ、今回は予算関係上、漏水箇所での補修でとのことでしたので、ピンホールの所を溶接して修理することになりました。

 

①修理をする前忘れてはいけない事

 

②銅管の水漏れ修理

 

 ・銅管の溶接による修理

 

豆知識「フラックス」「銀ロウ」について

 

 ・銅管のワンタッチ式ソケットによる修理

 

③通水確認~完了

 

豆知識「保温材」「キャンバステープ」について

 

豆知識「ピンホール」について

 

●神奈川水道(水道局指定工事店)~弊社について~

①修理をする前忘れてはいけない事

 

今回は、給湯器につながる銅配管の補修作業でしたが、給湯器内に水が入っていると、作業が出来ませんので、蛇口の交換の時と同様、水道メーター内の止水栓を閉めて、水を止めてから作業を始めます。

②銅管の水漏れ修理

 

銅管の修理には2つ、やり方がありまして、溶接とワンタッチ式ソケットです。今回は銀ロウにより穴をふさぐ一部補修工事となります。

 

 

 ・銅管の溶接による修理

銅管溶接は、フラックスを塗布した後に、バーナーを用いて銀ロウを垂らして漏れている箇所を塞ぎます。

 

注意点として、溶接する配管内の水を抜くことと、バーナーの火が緑色になるまでしっかり炙ることです。

 

最後に銅管ブラシでしっかり磨きます。

豆知識「フラックス」「銀ロウ」について

 

フラックス:銅管の接合部の管の端3~5ミリほど離した銅管外面に必要最低限の量を塗布する液状の薬剤です。

 

簡単に言うと、銅管用の接着剤です。(これだけでは接着できませんが)内側に付かないように注意して塗布します。

 

フラックスの塗布の量が多いと、ロウ付けに悪影響を及ぼす事になりますので、ロウ付け後の腐食の原因にもなりかねません。

 

銀ロウ:ロウ付けに使用されています。

 

ロウ付けとは、バーナーでろうそくを溶かすように銀の入った合金を溶かして、銅管や異素材の金属の接合などに使用します。

 

また、銀ロウ使用時には、母材と銀ロウの間に不純物が入ることを防ぐことを目的に、先ほどご説明したフラックスという融剤を使用して、金属表面に発生する酸化被膜を還元しながら作業を行います。

 ・銅管のワンタッチ式ソケットによる修理

 

ワンタッチ式ソケットはテクタッチという部材を銅管に接続して、異種配管に変更できます。火を使わずに作業できるので、システムキッチン内部の接続などの作業に適しています。

 

注意点としては、表面を平滑にしないと、ワンタッチが効かず、隙間から水漏れすることです。

③通水確認~完了

修理後に、水道メーターを開けて水を流して、漏れが無ければOKです。保温材とキャンパステープを新たに巻き直して完了です。

豆知識「保温材」「キャンバステープ」について

 

・保温材:給湯器やエアコンの屋外配管には、保温と結露防止を目的として発泡ポリエチレン製の保温チューブや発泡スチロール製のスチロールカバーなどの保温材を巻いていきます。

 

・キャンバステープ:保温材を配管に固定するために使用するテープです。紫外線曝露による劣化が著しく、定期的にテープの巻き直しが必要となりますが、直射日光が良く当たる場所に向いている耐久性の高いものも、少しお高めですが存在しています。

豆知識「保温材へのキャンバステープの巻き方」って?

 

保温材は、基本的に「発泡ポリエチレン(発泡スチロールと似ている)」で出来ている、パイプのサイズに合った丸い筒状のものを使用しています。

 

まず、保温材を屋外配管(継ぎ手を含む)に巻き、そこへ、テーピングテープのような形に巻いてあるキャンバステープを巻きます。

 

巻き方は、半分ずつ重ねるように、斜めにグルグルと巻くだけです。

 

継ぎ手の部分は、保温材が出ないように気を付けて、念入りに巻きます。

 

気を付けたいのが、上から水が流れてきた時、継ぎ目から水が入らないように、下から上へ巻くことと、継ぎ手などの細かい部分は、下部から上部へ重ねていくことです。

 

キャンバステープについてはコチラもご参考に。「ベストなパーツHP」 

豆知識「ピンホール」ってなに? お湯

 

銅管の配管は、基本的に継ぎ手に熱を加えて「ロウ付け」と呼ばれる溶接のような作業で行われます。熱で溶けた材料が継ぎ手と銅管の間に入り込み、糊付けしたように一体化するのです。

 

その「ロウ付け」した継ぎ手は、パイプと違って劣化が早く、中を通るお湯の影響もあり、少しずつロウ付けが破れてきます。

 

そして、最終的に小さな穴が開いて、そこから水漏れを起こすのです。

 

また、銅管内の腐食(錆)が原因で銅管の肉厚が薄くなり、水圧により穴が開く場合もあります。

 

その穴の事を「ピンホール」と言います。

 

給水配管(銅管)の銅管にも同じようにピンホールができる場合があります。

●神奈川水道(水道局指定工事店)~弊社について~


【弊社作業内容】
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