蛇口の水漏れが発生する場所と直し方をご紹介いたします

2023/09/30 ブログ
風呂の蛇口水漏れ

長く暮らしているような家だと、知らない間に何かしらが原因で蛇口から水漏れが発生していたりすることもあります。

一体何が原因なのか、自利で直すまたは応急処置ができないか知りたいところですよね。

今回はそんな方々のために、蛇口の水漏れが発生する場所と直し方に関してご紹介いたします。

また蛇口の水漏れを直すさに必要となる道具についてもお教えいたしましょう。

 

 

蛇口の水漏れが発生する5つの場所

蛇口水漏れ1

蛇口の水漏れが発生する場所としては、以下の5つがあげられます。

  • 単水栓での水漏れ
  • 吐水口やパイプ先端からの水漏れ
  • シャワー水栓での水漏れ
  • ハンドル、レバー付近からの水漏れ
  • クランク、壁際からの水漏れ

単水栓と呼ばれるよくある蛇口を始め、排水溝やパイプ・シャワー水栓など、水回り関係での発生がやはり多いですね。

それぞれの場所で何が原因で蛇口の水漏れが発生するかを、より詳細にご説明いたします。

 

単水栓での水漏れ

 

様々な場所でよく見られる蛇口をひねることで水が出る、代表的な蛇口である「単水栓」での水漏れ原因は、部品の劣化や損傷が原因だと考えられます。

手で直接ひねる部分の中に設置されている三角パッキンやパイプの根本にあるUパッキン辺りの、パッキンが劣化や損傷していることが多いです。

また壁際など蛇口を接続している部分に巻かれているシールテープも劣化や損傷すると水漏れを起こす原因になりやすいです。

 

吐水口やパイプ先端からの水漏れ

 

台所のシンク等に設置されていることが多い、排水溝やパイプ先端からの水漏れの場合、水を出すために使う部分の部品が劣化または損傷していると考えられます。

吐水口・パイプ先端のひねり口がハンドルタイプの場合は「コマパッキン」、レバータイプならば「バルブカートリッジ」が入っており、それが劣化・損傷しているからだと見られます。

いずれも単水栓と同じく、一度中を分解し部品の状態を確認してみる必要がありますね。

 

シャワー水栓での水漏れ

 

バス内にあるシャワー水栓から水漏れの場合は、お湯と水を切り替える切替弁やシャワーヘッド辺りならOリング・Uパッキンが劣化か損傷している疑いがあります。

古めのシャワーだとつまみで切り替える切替弁ですが、最近のものはサーモスタットのものも多くハンドル内にある切替弁が劣化・損傷していることもあります。

シャワーヘッドの場合はつなぎ目内に入っているOリング・Uパッキンが劣化か損傷すると、そこから水漏れが発生します。

 

ハンドル、レバー付近からの水漏れ

 

蛇口のタイプがハンドルやレバーによってそれぞれ発生原因が異なりますが、パッキン類が劣化や損傷して発生していることも多いです。

ハンドルタイプの場合はハンドル内の三角パッキンが、レバータイプの場合はレバー内のOVパッキンが劣化や損傷を起こしていると考えられます。

こちらも一度分解し、バルブカートリッジやコマパッキンなども合わせて原因がどこなのか調べてみるのが良いです。

 

クランク、壁際からの水漏れ

 

蛇口と壁をつなぐクランクでは、蛇口側の中にあるクランクパッキンや壁側の接続面に巻いてあるシールテープの劣化・損傷が考えられます。

水漏れが起こった際に壁際の方なのか蛇口とクランクの間なのかを確認してみれば、そこから原因が特定しやすいです。

水漏れしている部分の方を分解して、一度中を確かめてみてください。

 

 

蛇口の水漏れを直すために必要な道具

蛇口水漏れ2

蛇口の水漏れを自力で直す方法をお伝えする前に、水漏れを直すためには以下の道具を用意する必要があります。

  • 水栓レンチ
  • 精密ドライバー
  • モンキーレンチ
  • ピンセット
  • トルクレンチ

蛇口を取り外すのに必要な水栓レンチを始め、ネジ止めを外すために必要な精密ドライバーや、ボルトを回すためのモンキーレンチなども必要です。

モンキーレンチで緩めたボルト・ナットを戻す際に閉めるためにトルクレンチが必要ですし、ゴムパッキンなど細かい部品を蛇口の中から取り出すためにピンセットも用意したほうがいいです。

自身で蛇口の水漏れを直すつもりであれば、いずれもホームセンターで購入可能な上記の工具を一通り揃えておいたほうが良いですね。

 

 

蛇口の水漏れを自力で直す3つの方法

蛇口水漏れ3

必要な道具を揃えたら次は自力で直す方法ですが、以下3つがあります。

  • パッキンを取り替える
  • バルブカートリッジを交換する
  • 給水ホースを取り替える

水漏れの箇所や原因に合わせて、パッキンの取り替えやバルブカートリッジ・給水ホースの交換を行います。

では、実際に上記の取り替え・交換を行う方法や注意点を以下で記載していきます。

 

パッキンを取り替える

 

パッキン系の部品は大体ハンドルやレバーの中に取り付けられていることが多く、ドライバーやレンチを使って一度ハンドル・レバーを分解する必要があります。

分解するとパッキンが取り付けられている箇所が出てきますので、劣化や損傷をしているなら新しいものと交換します。

留め具となっている部品に合わせた道具を使わないと故障して戻せなくなる原因になるので、分解する際は中の部品を見てそれに合った道具を使いましょう。

 

バルブカートリッジを交換する

 

バルブカートリッジもレバーの中に取り付けられているものなので、パッキンと同じくドライバーやレンチでレバー部分を分解していきます。

この場合バルブカートリッジを取り外す前に本体にタオルを巻いて何かしらで固定を行い、その後バルブカートリッジの交換を行ったほうが良いです。

カートリッジを新しいものに変えたら、再度工具を使ってしっかりと締めて固定してからハンドルをもとに戻すようにしましょう。

 

給水ホースを取り替える

 

蛇口から直接ではなく、蛇口と繋がっている給水ホースから水漏れが発生していることもあり、ホース自体に劣化や損傷が見られるなら交換しましょう。

給水ホースが使用されている箇所などによりますが、そこそこ大きいホースならば根元部分のナットなどは手で回して外すこともできます。

場合によってはネジで取り付けられているものもあるので、その場合はネジ穴を確認し大きさのあったドライバーでネジを外して交換する必要があります。

 

 

まとめ

蛇口水漏れ4

今回は蛇口の水漏れが発生している場所と直し方についてより詳細な情報をお届けしました。

水漏れの原因は殆どが内部の部品が劣化や損傷が原因で、一度分解しそれを交換すれば直ることが多いです。

しかし、原因と思われる部品を交換しても水漏れが直らない場合、早めに水道のプロへと相談をしましょう。

水漏れは放っておくと自宅だけでなく、周辺の家に迷惑をかける可能性もあるので、早めに対処するようにしましょう。

 

 

【弊社作業内容】
一戸建て・マンション・店舗において配管、キッチン、浴室、トイレ、洗面所、洗濯等の水道トラブルを熟練のスタッフが丁寧に修理します。
水道局指定工事店です。

【お見積り】
ご相談・お見積りは無料です。


【営業時間】
年中無休で9~23時まで営業しております。

・対応地域
神奈川県全域を対応致します。
【政令都市】横浜市、川崎市、相模原市
【横須賀三浦地域】横須賀市、鎌倉市、逗子市、三浦市、葉山町
【県央地域】厚木市、大和市、海老名市、座間市、綾瀬市、愛川町、清川村
【湘南地域】平塚市、藤沢市、茅ヶ崎市、秦野市、伊勢原市、寒川町、大磯町、二宮町
【県西地域】小田原市、南足柄市、中井町、大井町、松田町、山北町、開成町、箱根町、真鶴町、湯河原町

水道トラブルでお困りの際は神奈川水道へお問合せ下さい。