【詰まり解消】逆流しだしている汚水桝の交換を行いました(神奈川県小田原市)

2019/07/06 詰まり解消

神奈川県小田原市で、汚水桝の配管修理を行いました。

 

小田原市鴨宮の戸建て住宅において、2つの問題があり対応しました。

  1. 問題点①汚水桝の管が逆勾配
    1. 【下水管の高圧洗浄作業】
    2. 豆知識「高圧洗浄機」ってなに?
  2. 問題点②排水管の勾配の修正
    1. 【汚水桝の交換作業】
    2. 豆知識「桝の種類」ってなに?
    3. 豆知識「雨水浸透桝」ってなに?
  3. 豆知識「既定の排水勾配」について
    1. 豆知識「家の傾きが体に異変を与える可能性」ってなに?
  4. 【コンクリート桝から塩ビ桝への交換方法】
    1. 豆知識【コンクリート桝と塩ビ桝の違い】ってなに?
  5. 【家もメンテナンスが必要です】
  6. ●神奈川水道(水道局指定工事店)~弊社について~

問題点①汚水桝の管が逆勾配

トイレ詰まりが起きていたため、高圧洗浄を実施し、トイレ詰まりを解消致しました。理由は水勾配が逆になっていた為です。

【下水管の高圧洗浄作業】

下水桝の蓋を開けて、下水管に高圧洗浄機の洗管ホースを入れます。

 

高圧洗浄機のエンジンを掛けて、レバーを開くと洗管ホースの先端から高圧水が出てきて、排水管内に360°高圧水が噴射しながら、管の奥に前進していきます。

 

壁に付着したトイレットペーパー、油脂、汚れを分解しながら洗い流していきます。

 

そして、管内を閉塞している汚れの塊に当たると、前進が止まります。

 

しばらくすると、少しずつ塊を砕きながら前進していきます。

 

そして、閉塞していた塊を砕いて、排水管内を貫通した瞬間に、溜まっていた排水が一気に流れ出して詰まりは解消されました。

 

詰まり解消後もしばらく、高圧洗浄を続行し、壁に付着した汚れを洗い流します。

 

排水に汚れが混じらなくなったら作業は完了です。

 

※家の外から入れても駄目な場合は、家の中から洗管ホースを入れるケースも稀にあります。


現場を見て対応方法をご提案致します。

豆知識「高圧洗浄機」ってなに?

当社で使用している高圧洗浄機は、一般的な電動式ではなく、業務用のガソリン駆動の高圧洗浄機です。

 

電動式よりもパワーがあり、持続性もあります。しかし、ガソリン式は排気に気を付ける必要があります。屋内で使用する場合、近くの窓を開けて換気に努めます。

 

・コンパクト軽量型:最軽量クラスのわずか44Kg

・工具一切なしで、前後左右の全トビラ簡単オープン

・ポンプオイル・エンジンオイル交換は全面から可能

・新型セラミックアンローダー採用(Newジマ3CCR)

・エンジンはホンダGX200

・新型エンジン&イタリアAnnovi社ポンプ搭載(ポンプ回転数1800回転)
優れたヒートバランスでオーバーヒートを防止します。

 

どんなにパワーがあっても、さすがに石やおもちゃなどは押し流せないので、このような物が原因の詰まりの場合は、配管を切るなどして物理的に取り除きます。

 

配管洗浄を行うアタッチメントは「洗管ノズル」といって、先端から後向きに水を高圧で噴射し前に進むので、パイプの奥まで洗浄できます。(薬剤は一切使用しません、洗浄に使用するのは水だけです。)

 

パイプの中を水力のみで前進し続け(手で押し込みません)、排水管内の詰まりの原因にたどり着くと、前進できなくなりその場で高圧洗浄を続けます。

 

詰まりの塊に高圧の水力をかけ続け、少しずつ詰まっている塊を除去していき、最後には塊も砕け、詰まりを解消する事が出来ます。

 

ガンコな汚れの場合は電気トーラーを使って詰まりの塊に穴を開け、高圧水で崩すためのきっかけを作ります。

 

排水管の高圧洗浄の頻度は、家族の人数や利用頻度、ライフスタイルなどによって異なりますが、3~5年に1度は行っておくと排水管詰まりを予防できます。

 

また、ホースも30mなので排水管内が長くても十分奥まで洗うことが可能です。
(参考:トータルメンテ

問題点②排水管の勾配の修正

排水管の勾配の逆勾配を直すために汚水桝を交換し、排水管の勾配をなおしました。

 

給水は水圧がかかっているので、勾配が逆でも水は流れますが、排水管は上から下に勾配がついていないと排水が流れません。

 

コンクリートの桝は地震やコンクリート桝自身の重みで下がってきて、位置が変わったりして勾配が変わることがあります。その場合、詰まる要因になるので勾配調整が必要になります。

【汚水桝の交換作業】

汚水桝が逆勾配になっている場合、排水経路全体を見直す必要があります。

 

汚水桝の交換方法は、まず桝周辺の土をスコップで掘削します。

 

コンクリートの場合は斫り機でコンクリートを砕いてから、その下の土を掘ります。

 

そして桝に繋がっている排水管を切断し、汚水桝を取り出します。

 

次に、新しい桝を設置し、既存の管に新しい管を接続します。お勧めしているのが「塩ビ桝」です。

 

その際に管の勾配を水平器で取りながら調整して接続します。

 

桝を管を新しく繋げて、水を流します。

 

水がスムーズに流れればOKです。

 

最後に土は埋め戻します。

 

コンクリートがあった箇所はモルタルを入れて1日固めて作業は完了です。

豆知識「桝の種類」ってなに?

桝(マス)と言っても建築分野用と道路分野があります。今回は建築分野をご紹介します。

 

●建築分野の桝

・雨水桝 雨水を集水するためのものです。

・汚水桝 し尿を含む、生活排水(汚水)を溜める為のものです。

・公共桝 最終桝とも呼ばれ、雨水、汚水などの敷地内から流れる全ての排水を集める役割を果たします。

 

【汚水桝の役割】

本桝に一旦汚水を集める、下水道への流出量を調整することで下水道や各施設のオーバーフローを抑制します。

汚水の処理方法として一般的なのは、公共下水へ流す方法と浄化槽を使用する方法です。浄化槽を使用する場合には、汚水桝から浄化槽へ汚水を流し、雨水管等へ最終排水します。汚水桝は、どちらの場合も必要となる重要な施設です。

 

【雨水桝の役割】

・外構へ流出させる

・雨水管へ流出させる

・浸透桝を設置し、土中へ浸透させる(雨水浸透桝の意)

 

桝の側面に穴が空けられている浸透タイプのものと、非浸透タイプのものがあります。

 

浸透タイプは、溜まった雨水を地中に浸透させることで処理しますが、非浸透タイプは主に下水道に流れるように排水管が設置されています。

豆知識「雨水浸透桝」ってなに?

都市化が進み、アスファルトで覆われた地域では、土の地面と違い、雨水は地面から地中に浸透することができず、全部下水道に流入します。このため、地盤沈下、井戸水、河川の枯渇化等が心配されます。

 

 かつて、田畑や緑地がはたしていた、雨水を地中に浸透させるという役割の回復が必要になっています。

 

こうした形で市街化が進み、雨水が地下に浸透せずに川へ一気に流れ込むようになってきたことで、川はあふれやすくなり、床上・床下浸水や道路冠水などの被害がたびたび発生するようになりました。

 

 その一方で、水源となる地下水や湧き水の量は減少し、川の水質悪化や地盤沈下の原因の一つになっています。

 

 こうした現象を防ぐには、屋根に降った雨水を地中に染み込ませる「雨水浸透桝」の設置が有効です。新築・増改築をする際や、浸透桝が設置されていない住宅での設置をお願いします。各家庭に設置する事で防げるかもしれません。(引用:鎌ヶ谷市HPより)(参考:東京都

 

また、横浜市などでは、雨水浸透桝の設置に助成金を活用するなど、雨水浸透桝の設置の後押しをしています。新築の際はぜひ雨水浸透桝の設置を考えてみて下さい。(地盤により向いていない地域もあります。)(横浜市助成金制度パンフ

豆知識「既定の排水勾配」について

排水は、室内から家の外へ、敷地内から道路に設置されている下水管へ流れていきます。床下や天井裏の配管の場合は「床バンド」という高さを調整するバンドを用いて勾配調整を行います。

 

皆さんご存じのように、水は高いところから低いところへと流れていきます。排水管も同様に勾配をしっかり付けないと、排水がうまく流れず詰まってしまいます。

 

排水系統も、同様の原理を利用して、家の中の配管は道路の下水管より高い位置に設置してあります。排水桝も道路に向かって低く設定します。そして、一定の基準に基づいた勾配(傾斜)で配管を道路の下水管までつなげているのです。

 

既定の排水勾配は「2/100」です。簡単に言うと、100mの距離で高低差を2m付けなければならないのです。

 

基準は『東京都排水設備要綱』(令和4年3月改訂)によって定められています。(総則第4章 p8)

 

「ひとつの建物から排除される汚水の一部を排除すべき排水管で、延長が3m以下のものの内径は75㎜(こう配3/100以上)とすることができる。(条例第3条)」

豆知識「家の傾きが体に異変を与える可能性」ってなに?

排水管は下り勾配にしないと水が流れていきません。しかし、その少しの傾きが影響してくるのが「人」です。1/100の小さな誤差が体調にも影響する。という話をします。

 

家の傾きがあると、住人にとっては不快な思いをすることが増えてきます。戸建て住宅で気付かれることの少ない傾きですが、体調に異変を感じたら”家の傾き”を疑ってみるのも一つかもしれません。

 

そしてもっとも懸念されるべきことは、その家に住んでいる方々の健康に害が生じる可能性があるということです。

 

中でも多いのは頭痛や浮遊感、めまい、吐き気などですが、傾きの角度が大きくなるにつれて、健康への被害はさらに重度なものとなり、食欲不振や倦怠感だけではなく、睡眠障害も引き起こされる可能性があるのです。

 

家の傾きは住んでいる人だけでなく、柱や壁などにもいびつな負担をかけ続けてます。地震が起こった時には家の倒壊の恐れも出てきます。

 

また、平衡感覚が狂ってしまい、頭痛やめまい、肩こりなどが長期的に続くこともめずらしくありません。傾きを放置して傾斜角が大きくなるにつれて、健康への被害は悪化していく傾向があります。
(引用:レフトハウジング

【コンクリート桝から塩ビ桝への交換方法】

コンクリート桝は経年劣化でヒビ割れを起こします。

 

ヒビ割れを起こすと、ヒビに固形物が詰まって、管の詰まりを起こす可能性があります。

 

また、コンクリート自身が重いので、地震などで沈んでいきます。

 

排水桝が沈むと接続されている管の勾配が変わり、逆勾配になると排水が流れなくなります。

 

そこで、軽い塩ビ桝を使うことが最近のトレンドです。

 

まず、下水桝と下水管周辺の土をスコップで、桝や管の下部まで露出するまで掘ります。

 

コンクリート桝をハツリ機やハンマーで砕いて撤去し、接続されている管を切断します。

 

塩ビ桝を設置し、下水管を糊で接続します。

 

その際に、勾配が取れているか確認しながら設置することが必要です。

 

水を流してみて、ちゃんと流れるか、水漏れが無いかを確認します。

 

問題が無ければ、土を埋め戻して作業完了です。

 

土量は埋め戻すと減ると言われています。逆に、掘り返して山にすると増えると言われています。これにはちょっと難しい理論がありますので、興味のある方はコチラをご参照ください。(参考:土量計算の考え方

豆知識【コンクリート桝と塩ビ桝の違い】ってなに?

コンクリートの経年劣化による老朽化までの年数は、気象条件や材料などによって異なりますが、一般的には50~60年程度と言われています。

何も処置をしない状態で中性化してしまう(崩れ去ってしまう)までが約60年とされていますが、ひび割れや亀裂から漏水(水漏れ)し、耐用年数よりも早く劣化してしまうケースも少なくありません。

 

この際できるヒビ割れの箇所に木の根っこが生えてきたり、トイレットペーパーが挟まって、排水障害となる詰まりを引き起こす要因となります。

 

また、コンクリートは重量があるので、地震等があったときに自重で沈んでいきます。

 

桝が沈むことによって、接続されている排水管の勾配が変わり、排水が流れなくなることもあります。

 

塩ビ桝の場合、経年劣化で割れることはあってもヒビが入ってくることはありません。

 

また、排水管も塩ビなので、糊で接着すると、桝と管が一体化して隙間が出来ません。

 

塩ビ管は軽量なので、自重で沈んでいくこともありません。

 

このような理由で現在はコンクリート桝から塩ビ桝へ切り替えることが一般的です。

【家もメンテナンスが必要です】

戸建て住宅の場合は、家自体の管理もメンテナンスも、ご自身で行わなければなりません。築5年頃から設備に少しずつ故障や不具合が発生します。

 

10年以上、排水管を洗っていない戸建て住宅だと、排水管に詰まりが出てしまい、高圧洗浄で排水管を洗うと、結構油脂が出てきます。水勾配が緩い場合、少しのきっかけでそれは現れます。

 

また、水回りの製品も永遠に使用できるものではありません。給湯器や電化製品も10年をめどに買い替えや修理をすることが増えてきます。

 

床天井壁などの住宅自体のリフォームなども、築20年経たない内にご検討されると良いかと思います。

 

その、メンテナンスの時期や間隔も、販売した住宅メーカーや不動産などが教えてくれるといいのですが、なかなか難しいのが現状のようです。

 

この記事を見て、自分の家はどうなんだろうと思った方、「戸建て住宅 メンテナンス」で検索すると、色々な不動産や住宅メーカーがアドバイスしているサイトがヒットしますので、是非、ご自分に合った方法を見つけて下さい。

 

また、メンテナンスの専門業者もあり、定期的にメンテナンスの連絡をくれたり、保証期間もあったりと、便利に利用できそうです。

 

分譲マンションの場合は、管理費で毎年洗っています。もし、そのような事がないと思った方は、管理組合に問い合わせてください。
(参考:スーモ

●神奈川水道(水道局指定工事店)~弊社について~

【弊社作業内容】
一戸建て・マンション・店舗においてキッチン(台所、厨房)、トイレ、浴室、洗面所、洗濯等の水道トラブルを熟練のスタッフが丁寧に修理しますので安心してお任せください。
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出来るだけご希望金額に沿えるように致します。


【営業時間】
年中無休で9~23時まで営業しておりますので、電話またはお問い合わせメールより、お気軽にご連絡ください。(場合によっては夜間対応も実施します)
現場をみて無料でお見積り致します。予定が空いていれば即日対応致します。


【資格】
給水装置工事主任技術者の資格を有しています。


水道局指定工事店です。

◆県営水道指定給水装置工事事業者(茅ヶ崎市)認定番号3021


・対応地域
神奈川県全域を対応致します。

【政令都市】横浜市、川崎市、相模原市

【横須賀三浦地域】横須賀市、鎌倉市、逗子市、三浦市、葉山町

【県央地域】厚木市、大和市、海老名市、座間市、綾瀬市、愛川町、清川村

【湘南地域】平塚市、藤沢市、茅ヶ崎市、秦野市、伊勢原市、寒川町、大磯町、二宮町

【県西地域】小田原市、南足柄市、中井町、大井町、松田町、山北町、開成町、箱根町、真鶴町、湯河原町

日程の都合がつけば、静岡県東部や東京都内も対応しますのでお気軽にお問合せ下さい。

現場を見て最適な方法をご提案いたします。

水道トラブルでお困りの際は神奈川水道へお問合せ下さい。

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