トイレが詰まった!異物を流してしまった時の正しい対処法を解説

2024/10/24 トイレトラブル
トイレが詰まった!異物を流してしまった時の正しい対処法を解説

 

トイレの詰まりは、日常の使い方で防げることが多いですが、うっかり異物を流してしまうこともあります。トイレに異物を流してしまったときは、焦ってしまいがちですが、誤った対処をするとトラブルが悪化することがあります。

異物が原因のトイレ詰まりには、早めに適切な対応をすることが大切です。本記事では、トイレに異物を流してしまった場合の具体的な対処法について解説していきます。

  1. トイレが詰まってしまう原因とは?
    1. トイレットペーパーの流しすぎ
    2. ティッシュやお掃除シートを流した
    3. 食べ物を流してしまった
    4. 節水対策で水が足りない
    5. 尿石が蓄積されている
  2. トイレに異物を流してしまった時の対処法を解説
    1. まずは落ち着いて対応する
    2. 見える場所にあれば早めに取り出そう
    3. 異物が見えないときは汚水桝を確認
    4. 排水テストで詰まりを確認
    5. 自力で無理なら専門業者に相談しよう
  3. トイレに異物を流してしまった時にやってはいけないこと
    1. 水で無理に流そうとしない
    2. すっぽんを使わない
    3. そのまま放置しない
    4. 自力で無理に取り出そうとしない
  4. トイレに異物を流してしてしまった時は業者を利用すべき?
    1. 自分で取り出せないときは業者に依頼しよう
    2. 水を吸うものは早急に対応
    3. 異物の位置が分からない場合もプロにお任せ
  5. まとめ
  6. まとめ

トイレが詰まってしまう原因とは?

 

トイレの詰まりは、日常の使い方やちょっとした不注意が原因となることが多いです。

トイレットペーパーの使いすぎや、ティッシュや食べ物など本来流すべきでないものを流してしまうと、詰まりの原因になります。

 

適切に使うことで、トイレを長く快適に保つことができます

トイレットペーパーの流しすぎ

 

トイレットペーパーは水に溶けやすい素材ですが、一度に大量に流すと、水に溶けきれずに排水管内で詰まってしまうことがあります。特に、節水のために少ない水で流すと、紙が完全に流れず残ってしまい、結果として詰まりを引き起こす原因になります。

繰り返すと、さらに詰まりやすくなり、最悪の場合、水の逆流やトイレの使用不能につながることも。こまめにトイレットペーパーを流し、一定の水量でしっかり流すことが大切です。

ティッシュやお掃除シートを流した

 

ティッシュペーパーやお掃除シートは、水に溶けにくい素材で作られているため、トイレに流すと詰まりやすくなります。少量だからと油断して流すと、排水管の途中で溜まり、時間が経つにつれて詰まりが悪化することもあります。

最近では「流せるタイプ」のお掃除シートも多く販売されていますが、大量に流すとトイレの詰まりを引き起こす原因になることがあります。適切な量を使い、できるだけゴミ箱に捨てるよう心がけましょう。

食べ物を流してしまった

残った食べ物や飲み物、特にスープなどをトイレに流してしまうと、詰まりの原因になることがあります。特に油分を含んだ食品は、排水管内で冷えて固まり、油の塊が流れを阻害してしまいます。

 

固まった油は、時間が経つと簡単に取り除けなくなるため、トイレの排水機能が大幅に低下するリスクがあります。トイレには排泄物とトイレットペーパーだけを流すのが基本です。油や食品類を流すのは避けるようにしましょう。

節水対策で水が足りない

節水のためにタンクにペットボトルや物を入れて水量を減らす方法は、使い過ぎるとトイレットペーパーや排泄物が十分に流れなくなり、詰まりを引き起こす原因になります。

 

節水は確かに大切ですが、トイレを詰まらせるリスクがあることも理解しておく必要があります。適切な水量を確保して流すことで、排水管の中をスムーズに流れ、トイレの詰まりを防ぐことができます。

尿石が蓄積されている

尿石は、トイレ内に少しずつたまる硬い汚れで、長期間掃除を怠ると排水管にも尿石が蓄積されてしまいます。尿石が原因で水の流れが悪くなり、詰まりを引き起こすことがあります。

 

特に、トイレの奥まった部分に尿石がたまると、取り除くのが難しく、詰まりが深刻化することもあります。定期的な掃除を行い、トイレの中と排水管を清潔に保つことで、尿石の蓄積によるトラブルを防ぐことが大切です。

トイレに異物を流してしまった時の対処法を解説

 

トイレに異物を流してしまったときは、まず落ち着いて対処することが大切です。

異物の種類や場所によって、取るべき対応が変わるので、焦らずに進めましょう。誤った方法で対処すると、状況が悪化することもあるので、慎重に対応していくことがポイントです

まずは落ち着いて対応する

 

トイレに異物を流してしまったとき、焦らずにまず水を流さないことが大切です。水を流してしまうと、異物が排水管の奥まで進んでしまい、取り出すのがとても難しくなってしまうことがあります。

特に軽いものや小さなものは水に乗ってすぐに奥へ行ってしまうことも。まずは落ち着いて、異物がどこにあるのかを確認してから、次の行動を考えることがポイントです。焦らず冷静に対応しましょう。

見える場所にあれば早めに取り出そう

 

もし異物がトイレの中で見える位置にあったり、手が届く範囲にある場合は、できるだけ早く手で取り出すのが一番です。吸水性が高いものは時間が経つと膨らんで取りにくくなることもあるので、早めの対処が重要です。

このとき、必ずゴム手袋を着用し、優しく慎重に引っ張って取り出しましょう。無理に引っ張ると、かえって異物が奥に詰まってしまうこともあるので、力を入れすぎないように気をつけましょう。

異物が見えないときは汚水桝を確認

 

異物が見えない場合でも、配管の途中にある「汚水桝(おすいます)」で異物が止まっているかもしれません。戸建て住宅では、敷地内にマンホールのような蓋があり、その下に汚水桝があります。蓋を開けて、異物が残っていないか確認してみましょう。

もし異物があれば、手で取り除くことができます。ただし、マンションなど集合住宅の場合は、自分で確認できないことが多いので、その場合は管理会社や専門業者に相談するのが安心です。

排水テストで詰まりを確認

 

異物がどこに詰まっているか確認するために、排水テストを行う方法があります。まず、汚水桝をガードしてから、トイレットペーパーを少し丸めて流します。トイレットペーパーがスムーズに流れれば、異物はもっと奥にある可能性があります。

逆に流れが悪い場合は、異物がトイレ内や配管の手前に詰まっているかもしれません。排水テストによって現在の詰まり具合を確認できるので、状況把握に役立ちます。

自力で無理なら専門業者に相談しよう

 

異物が見えない、手で取り出せない場合や、排水がスムーズに流れないときは、無理せず専門の業者に相談しましょう。

自分で解決しようとしても、トイレや配管を傷つけてしまう恐れがあるので、安心してプロに任せるのが一番です。専門業者は専用の道具や技術で、スムーズにトラブルを解決してくれるので、安心して依頼することをおすすめします。

トイレに異物を流してしまった時にやってはいけないこと

 

トイレに異物を流してしまった場合、焦って誤った対応をしてしまうと、状況を悪化させてしまうことがあります。

無理に流したり、間違った方法で対処するとトイレの詰まりが深刻化することもあります。慎重に正しい対処を心がけることが大切です。

 

水で無理に流そうとしない

 

トイレに異物を流してしまったとき、水で無理に流そうとするのは避けるべきです。水を流すと、異物が排水管の奥深くに押し込まれてしまい、取り出すのがさらに難しくなります。

特に固形物や水に溶けないものは、流れの途中で詰まってしまい、最終的にはトイレの詰まりや逆流を引き起こす可能性があります。異物を発見したら、まずは水を流さないように注意しましょう。

すっぽんを使わない

トイレの詰まりを解消する道具としてよく知られているすっぽん(ラバーカップ)ですが、異物による詰まりには使わないほうが良いです。すっぽんは詰まりを押し流すための道具ですが、固形物が詰まった場合には異物をさらに奥に押し込んでしまうことがあります。

 

特に、硬いものや大きな異物を押し込むと、排水管の中で大きなトラブルを引き起こす可能性があるため、慎重に対応しましょう。

そのまま放置しない

 

「水が流れているから大丈夫」と考えて異物を放置してしまうのは危険です。異物が一時的に流れているように見えても、排水管内で引っかかり、後から深刻な詰まりを引き起こす可能性があります。

小さな異物でも、他の汚れと絡み合い、徐々に詰まりの原因になることがあるので、問題が起きていなくても異物を流したことがわかった時点で対処するのが安全です。

自力で無理に取り出そうとしない

 

異物がトイレの奥に入り込んでしまった場合、自分で無理に取り出そうとすると、かえって事態を悪化させることがあります。無理に取り出そうとして配管や便器を傷つける可能性もあるので、状況によっては専門業者に相談するのが安心です。

業者は専用の道具を使って異物を安全に取り除くことができるため、自力での作業に自信がない場合は無理せずプロに任せましょう。

トイレに異物を流してしてしまった時は業者を利用すべき?

 

トイレに異物を流してしまったとき、状況によっては自分で対処できる場合もありますが、無理をせず業者に頼んだ方が安心です。異物の種類や詰まった場所によっては、プロに任せる方がスムーズに解決できることもあります

自分で取り出せないときは業者に依頼しよう

 

トイレに異物を流してしまって手で取り出せない場合は、早めに専門業者に頼むのが安心です。ナプキンやおもちゃなどの固形物が詰まってしまうと、時間が経つにつれ取り出しが難しくなります。

業者は専門の道具を使って、効率的に異物を取り除いてくれるので、無理をせずプロにお任せしましょう。

水を吸うものは早急に対応

 

紙おむつや生理用品など、水を吸って膨らむものは放置すると大きくなり、排水管を完全に詰まらせることがあります。

トイレの水が逆流して溢れるリスクがあるため、早急に業者に依頼するのがベストです。水が流れなくなったらすぐに対処しましょう。

異物の位置が分からない場合もプロにお任せ

 

異物がトイレの奥に流れてしまって場所が分からない場合でも、業者に頼むとすぐに解決できます。

専門機器を使って異物の位置を特定し、的確な処置をしてもらえるので安心です。自力では解決できない問題もプロならスムーズに解消してくれます。

まとめ

 

トイレに異物を流してしまったときは、焦らず冷静に対応することが大切です。まず水を流さず、異物が見えるかどうかを確認し、手で取り出せる場合は早めに対処しましょう。無理に流そうとすると、詰まりが悪化する可能性があるため、注意が必要です。

もしも自分で対処できない場合は、専門業者に依頼するのが安心です。適切な対応を心がけて、トイレのトラブルをスムーズに解決しましょう。

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